komoriku ~庭暮らし~

酷暑の暖地都市部、雑木と茶花系宿根草で持続可能&多品種超密植のお庭を探求する日々。

天使のはね♪はね♪

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原種交配のシクラメン『天使のはね』

冬の花で好きなもののひとつ、シクラメン
ガーデンシクラメンなら、関西では外で楽しめ、地植えや寄せ植えにも使えるのもよし。


『天使のはねは原種との種間交配で生まれた品種で、花も葉っぱも小ぶりでマニアックな魅力がある。

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原種っぽいこんな不思議な葉っぱや。。
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妖精のドレスのごとき魅惑の花。

近くのホームセンターで値引きになっているのを目ざとく見つけ、4号鉢いっぱいなのを鉢増ししてあげた。
満開かな?と葉の奥を見ると、まだ沢山蕾もある。
『天使のはね』、名花と思う。
魅力的な姿の上、花もちも花付もすこぶるよく、タフで栽培も容易。
実は去年の今頃も偶然見かけて、買ったのだ。
もう春になるからそんなにもたないかも、と思いつつ鉢増ししたら、咲きながら育って休眠しなかった。
暖地の夏(シクラメンの夏越しは厳しい)も乗り越えて、気づけば鉢いっぱいだったので、秋にも鉢増しした。
それがこちら。

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一年でこのような大玉に!
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葉っぱをそっと寄せると下に無数の蕾が♪

週末ガーデナーごときでは難しいのだ、夏越しは。
増してや葉数を増やし、蕾をたっぷり上げるなどね。
これは品種の優秀さ以外の何ものでもない。
関西でこんな立派なシクラメンを育てる楽しさを味わえるなんて、ゴキゲンだなー。

問題は、外でしっかり育てたので開花は今から、今年こそ夏越しできるのかというところ。
しかも開花前にもう一度鉢増ししたいほど育っているし。
という訳で、今年の鉢は保険です(笑)。<去年の株の栽培記録>
・素焼き鉢植え
・4号花を3月初め5号鉢、9月終わり?6号鉢に鉢増し
・置き場所:南向きの室外機の上!
      冬は日向、夏はつる薔薇で反日蔭(雨はいくらか当たる)
・水遣り:乾いたらたっぷり(休眠しなかったので)
・肥料:春秋植え替え時の元肥のみ(なので夏はほとんど切れていた?)

育ててみた感想として、旺盛なので生育を止めないことがポイントかもしれない。