komoriku ~庭暮らし~

酷暑の暖地都市部、雑木と茶花系宿根草で持続可能&多品種超密植のお庭を探求する日々。

夏の香り

ヤマユリ komoriku 庭ブログ
2019/6/18 ヤマユリ

原種らしい野趣がありながら華麗なるヤマユリが好きなのだ。
もちろん園芸種のカサブランカなどもいいに決まっているけれど、どちらかを選べと言われればヤマユリだ。
この庭にはヤマユリのほうが合っている、ということもあるが。
香りも華麗である。
室内などではきつく感じるユリの香りであるが、外でふっと香ると、ああユリが咲いたのだ、といい気分になる。

ヤマユリ こもりく 庭ブログ
ノリウツギと一緒に

これは実はホームセンターの処分品、良心的にも?開花直前で処分品にしてくれていたので、好きなユリであるから連れ帰った・・・庭にあるのに。
(お店で咲くのは少々哀れであるし。。)
ちょうど植えようとしていた斑入りのノリウツギと一緒にぐいっと深く植え付ける。
地植えになってたっぷり水を吸い上げ、早々に開花。

ヤマユリ komoriku 庭ブログ
3年目のヤマユリはまだ蕾

うちのヤマユリは当然、まだこんな蕾である。
原種なのでできるだけお好みそうな場所を選んで植え付けた結果、3年目の今年も機嫌よく咲いてくれそうなのだが、いつも地べたで咲こうとするのは何故なのだ?(支柱ぐらい立ててやればいいのだろうが。)

密植で上が陰だったりするとこうなるのかな?
そういえばお徳用袋に入っていたカサブランカもなんとか根付いているが、やっぱり地べたで咲こうとする、、あれはヤマユリの血なのだろうか?
オリエンタルリリーでもスターゲイザーなんかはほかの草をかき分けてまっすぐ咲いてくれるというのに。

果たしてこのユリも、根付いてくれて来年地べたで咲くのであろうか。。

<植栽データ>
・西日の当たらない日向~半日陰
・株元は日陰で適湿
・球根の上の根が養分を吸収するらしいので、深植え